seo対策 とは
seo対策を分かりやすく言えば、対象のホームページサイトのインターネット検索の順位をいかにして上位に上げるかということです。ここではseo対策の方法、具体的なやり方、お役に立つツール、できるだけお金を使わないで無料でできるseo対策を紹介をしています。
インターネットを利用する人は自分の欲しい情報をyahooやgoogleなどの検索エンジンを利用して検索します。検索結果の上位1〜30位くらいを見て、欲しい情報が見つからなければ検索語句を変えてまた検索ということを繰り返します。
このように、多くの人に自分のサイトを訪問してもらいたければインターネット検索の順位を上げるしかありません。では、どうしたらこれが可能になるのでしょうか。難しいとあきらめて、運に任せて何もしていない人が多いのではないかと感じます。でもそれほど難しいことではありません。ちょっとしたこつと、努力さえできれば割と簡単にインターネット検索の順位を上げられると実感しています。
現在、yahooやgoogleなどの検索エンジンはかなり進化し単純なキーワードを羅列したようなサイトはほとんど評価しなくなってきています。現時点でお勧めできるseo対策の方法は
●検索エンジンに好かれること。
●訪問者に好かれること。
●作成するサイトの対象訪問者をできる限り絞り込むこと。
●サイトへリンクされる被リンク数をできる限り増やすこと。
●競合サイトの構造を解析すること。
に尽きます。
◆検索エンジンに好かれるためには
検索エンジンに嫌われたら、いくら素晴らしいサイトを作ったとしても多くに人に利用してもらうことは困難です。検索エンジンに好かれるためには、検索エンジンがサイトをチェックする時に使う「クローラー」というロボットにとってサイトの構造が分かりやすいことがseo対策としてとても大切です。このためには
●サイトのレイアウトでseo対策
サイトのレイアウトを決定する方法は色々ありますが、現時点で検索エンジンに好かれる方法は「スタイルシート」を利用する方法です。
「表(table)」を利用する方法もありますが、「表(table)」を多用すると、ロボットにとってサイトの構造が分かりづらくなり正しく判断できなくなりやすいという欠点があります。できる限りスタイルシート(css)を使って定義し、この定義ファイルを外部ファイルとすることがお勧めです。「スタイルシート」のことを始めて聞く方、あまりよく分からない方は、早い時点で「スタイルシート」に関し基本をマスターしておくことが効果的なseo対策にとってとても大切です。とにかく検索エンジンにロボットにとってできる限り分かりやすいサイト構造がSEO対策の基本です。
●HTMLの基本
言うまでも無く、効果的なseo対策のためにはホームページ作成の基本、HTMLの基本を理解しておくことも効果的なseo対策を行うに当たってとても大切です。詳しくHTMLの文法を診断できるサイト(Another HTML-lint gateway)がありますので参照ください。
また、しっかりしたサイトであると検索エンジンにロボットに認識してもらうために、HTMLコードの「header」部分に下記のコードを入れて置くと効果があります。
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"
/> <== 利用する文字コードを指定
<Meta Name="ROBOTS" Content="ALL"> <== ロボットに見に来てもいいよと知らせる
<meta name="Author" content="作者の名前"> <== 作成者を明記 ( ご自分の名前を記入 )
<meta name="copyright" content="著作権"> <== このサイトは著作権付きと宣言
●見出しでキーワードを解り易くしてseo対策
見出し用のコード(H1〜H6)を適度に利用して重要なキーワードをわかり易くすることもseo対策となります。特に
<h1>〜</h1>は必ず記載して、その中の文章はサイトの説明をできる限りキーワードを組み込みながら記入すると、ロボットがサイトの内容をよりよく理解するようになります。ただし、
<h1>〜</h1>は1ページに1箇所のみしか使えませんので注意してください。
なおそのまま<h1>〜</h1>を使うと
文字がデカクなりますので、都合の悪い場合は
<h1 style="font-size:90%;text-align:center"> などと変更ください。
※
<h1>〜<h6> - 見出し の使い方の詳細がご覧いただけます。
●ページ内リンク数を調整してseo対策
一つのページから大量に、無差別にリンクが発信されているとそのページの評価が下がります。1ページで利用するリンク数は100以下に抑えることが大切です。これ以上リンクが必要な場合は別ページとします。相互リンクを目的としたページでも100リンク以上の場合は
リンクファームとみなされSPAM扱いされる恐れがありますので注意が必要です。また1ページに100リンク以上のサイトに相互リンクを依頼するのは避けたほうが安全です。自分のサイトまでSPAMと思われることがあります。
※ページ内のリンク数を数えてくれるサイトがありますので、ご利用ください。
ページ内リンク数チェックツール (無料)
●キーワード出現率でseo対策
狙ったキーワードの出現率を1ページあたり2〜7%に調整することがseo対策上、効果的です。5%あたりが最適とのことです。これより少なければそのキーワードの評価が下がり、やたら多くすると「キーワードの羅列」ということでSPAM判定の恐れがあります。
※
キーワード出現頻度解析サイト (無料)
●自然な文章でseo対策
自然な文章を心がけることが大切です。キーワードを意識するあまり、不自然な文章とならないよう気をつけることが大切です。最近の検索エンジンはかなり高性能となりつつありますので、自然な文章、読みやすい文章を心がけることがseo対策として大切です。
●サイトマップでseo対策
サイト全体を検索エンジンが把握しやすいよう
サイトマップを作成し、作成したサイトマップを
google に登録をしておきます。サイトマップを
google に登録することにより検索エンジンがそのサイトを正確に認識し、ロボットの訪問がされやすくなり、seo対策としてとても有効です。この「サイトマップを
google に登録する」という作業はとても効果的だと実感しています。新しく作成したサイトが検索エンジンに認識(インデックス)されるのは、通常1〜3ヶ月くらいですが、
「サイトマップをgoogle に登録する」と早くて1日、遅くても1週間くらいとなります。先日も
前の晩に作ったサイトが朝には検索画面で2位になっていました。驚くべき効果です。
さらに、新しく、
サイトを作るたびごとに「サイトマップの変更」をgoogle に届けるととても効果的であると実感しています。
サイトマップを作成にあたっては下記を参照ください。
※
サイトマップ作成ソフト (無料)
※
Google ウェブマスター ツールでサイトマップの登録の仕方が分かります。 (無料)
●サイトの更新でseo対策
一度作ったサイトを作りっぱなしのまま放置すると、検索エンジンのロボットが訪れる頻度が少なくなり、評価も下がります。適宜更新することが効果的です。サイトの量が多くて更新が難しい場合はブログ等からリンクし、ブログをで日記などを作成し日々更新することで、ブログ経由で検索エンジンのロボットが訪れ、seo対策としてとても有効です。
サイトの数が多くない場合はサイトの中に(
MTムーバブルタイプ)や
WP(ワードプレス) (無料) などのブログを組み込み、ここで日記を作成することも有効です。
上記以外にも
SSI(サーバーサイド インクルード)という方法を利用し、すべてに共通の外部ファイルを適宜更新することで大量のサイトを管理することが可能です。とても便利な機能です。ホームページ作成のスピードが一気に加速します。