毎年暖かくなると地面からたけのこが顔を出し、たけのこご飯がおいしい季節となります。このたけのこご飯に関し、「たけのこご飯 レシピ お役立ち情報」としてまとめてみました。

「たけのこご飯」　の　「　たけのこ 」　とは

毎年暖かくなるとたけのこが土の中から顔を出し、たけのこご飯がおいしい季節となります。このたけのこご飯に関し、「たけのこご飯 レシピ お役立ち情報」としてまとめてみました。

「たけのこご飯」　の　「　たけのこ 」　は「筍」と書き、竹の若芽のことをいいます。英語で「Baby Bamboo（竹の赤ちゃん）」と言います。たけのこの旬は春で、「たけのこご飯」が美味しく食べられる様々な「たけのこご飯 レシピ」があります。

たけのこの歴史は古く、「古事記」にも記載があるように神代の時代からたけのこが食されていたようです。
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いざなぎの尊（みこと）が黄泉（よみ）の国から黄泉醜女（よもつしこめ）に追われて逃げる際、いざなぎの尊が髪にさしてある櫛（くし）を黄泉醜女に投げつけると投げつけた櫛がたけのこになり、黄泉醜女がたけのこを引き抜いて食べだしたので何とか逃げることができたという。
（古事記抜粋）
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たけのこの内、「たけのこご飯」　として人間が食べられるのは、たけのこが地中にある「孟宗竹（もうそうちく）」か、 地表に出たばかりの「淡竹（はちく）」に限られています。 たけのこは猛烈に成長が早く、１日で１ｍ以上も成長するものもあるほどです。


◆たけのこの種類と旬　（　「たけのこご飯」　が美味しい時　）

孟宗竹（もうそうちく）

関東地方に出回っているたけのこのほとんどがこの孟宗竹といわれています。原産は中国です。太くて柔らかく、香りのいいのが特徴です。孟宗竹の旬は２月下旬（九州地方）〜５月下旬（東北地方）です。

淡竹（はちく）

九州地方、関西地方に多く、皮は赤紫色で、先端が淡い緑色をしておりとてもきれいなたけのこです。地上に出た後に収穫されます。味は淡白、固めでアクが少ないのが特徴です。淡竹の旬は５月です。

根曲がり竹（ねまがりたけ）

千島笹（ちしまざさ）とも言われ、主に山陰、東北、北海道地方で出回っています。細くて、小さく、歯ざわりがきめ細かくで美味しいのが特徴です。根曲がり竹の旬は６月です。

真竹（まだけ）

日本古来の竹で苦味が強いのが特徴です。真竹の旬は７月です。

寒山竹（かんざんちく）

大名竹（大明竹）とも呼ばれ、主に九州南部で出回っています。孟宗竹よりもおいしいと言われています。 寒山竹の旬は７月〜８月です。


◆たけのこご飯に用いる　たけのこの調理法

たけのこは時間の経過とともにアクが強くなるため、美味しいたけのこご飯を作るためには、できる限り早く調理するのがポイントです。


◆たけのこご飯に用いる　たけのこのアク抜き方法

・２〜３本の赤唐辛子と米ぬかとを入れて下ゆでする。
・米のとぎ汁でゆでる。

※採れて１日以内の小さなたけのこだったらアクがほとんど無いため、水でゆでるだけでも十分です。

◆たけのこご飯に用いる　たけのこのゆでかた

たけのこの皮の先を斜めに切り落とした後、たけのこの皮に切れ目を縦に入れて一時間以上ゆで、その後そのまま冷まします。

※真竹や淡竹をゆでる時は割れやすいので、ゆでる前に、金串などで穴をあけて割れを防ぎます。


◆たけのこご飯に用いる　たけのこのチロシン

たけのこをゆでると白い成分が出てきますが、これはチロシンと言われ、タンパク質に含まれるアミノ酸の一つであることが分かってきました。たけのこにはこのチロシンが大量に含まれています。

チロシンは、脳の活性化に役立つドーパミンやノルアドレナリンなどの原料となり、チロシンがうつ病や認知症、パーキンソン病の予防・治療に効果があるといわれています。

チロシンは水に溶けにくいので白い粉として出やすく、チーズ、納豆、味噌などの表面にも白い粉として出てきます。


たけのこ（筍）- 食材事典



◆たけのこご飯 レシピ

このように美味しいだけでなく、脳の活性化にも役立つたけのこの料理の仕方を「たけのこご飯 レシピ お役立ち情報」としてまとめてみましたので、参考にしてください。