サーフィンは波乗りともいい、ウォータースポーツの一つです。上達するのは見た目以上に難しく多くのサーファーがサーフィンボードを片手に日々悪戦苦闘しているようです。

サーフィン とは

サーフィンは波乗りともいい、ウォータースポーツの一つです。サーフボードという板の上に立ち、波の斜面を滑走します。優雅に波乗りをする姿はとても人目を引くものですが、上達するのは見た目以上に難しく多くのサーファーが日々悪戦苦闘しているようです。

サーフィンの歴史･その他詳細については　出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』　でご覧いただけます。




◆サーフボードと付属品

サーフィンをするにはサーフボードが必要です。サーフボードとその付属品について調べてみました。

１．サーフボードの材質

サーフボードの材質は古来、木製のサーフボードが使われていましたが、最近では、発泡ウレタンフォームのまわりをガラスクロスとポリエステル樹脂で包んだサーフボードが主流となっています。

２．サーフボードの種類

サーフボードの種類は大きく分けて、9フィート（約274cm）以上のロングサーフボードと、ショートサーフボードがありますが、目的に合わせて様々な形状のサーフボードがあり、大波用のガンや、エッグノーズサーフボードといい、ショートなのにロングのような形状ものもあります。

３．サーフボードの性能

サーフボードの性能は、その長さ、幅、厚み、アウトライン、レール形状、ノーズとテールの傾斜（ロッカー）およびテールの形状により様々に変化します。

４．サーフボードのフィン

サーフボードのボトムについているひれ状のものをフィンとかスケッグとかいいます。フィンの種類はシングル（1本）フィン、ツイン（2本）フィン、トライ（3本）フィンが主流ですが、クアッド（4本）フィンも最近人気があります。

従来は固定型のフィン（オンフィン）が主流でしたが、最近は取り外し可能なフィン、交換可能なフィンも増えています。

５．サーフボードの滑り止め

サーフボードの滑り止めには、サーフボードのデッキに塗布するワックスとサーフボードのデッキに貼るデッキパッドとがあります。

ワックスは水温などによって硬さ違いの種類や、ベースコート、トップコートなどがあります。

軸足となる後ろ足の箇所にデッキパッドを貼り、ここを蹴り込む事でボードの方向転換がしやすくなります。前足がワックス、後ろ足がパッドという組み合わせが多いようですが、両足ともワックスまたはパッドという組み合わせもあります。

６．サーフボードの流れ止め

サーフボードと体を結ぶひも状の流れ止めをリーシュコード、パワーコードなどと言い、目的によって長さや太さなどが違います。

◆サーフボードの選び方

１．サーフボードの長さ

長いサーフボード（ロングサーフボード）は、直進が容易で、テイクオフが短時間で出来るのが特徴ですが、最小回転半径が大きく、ビッグウェーブ向きです。特にサーフィンの初〜中級者の方に向いています。

短いサーフボード（ショートサーフボード）は、ターンしやすく小さな波に向いてています。小回りのきいた波乗りができる、サーフィンの中〜上級者向きです。

サーフィンを始めたばかり方は自分の身長より20センチくらい長いサーフボードを選ぶとパドリングやテイクオフが割と容易となるのでお勧めです。

２．サーフボードの幅

幅が広いサーフボードは、安定しますが、回転性が落ちます。一方幅が狭いサーフボードは、回転性に優れる分、不安定となります。

また、最大幅がノーズ部分にある場合、ターンが長くなり、ビッグウェーブ向きとなります。最大幅が中央部分にある場合はターンの大きさを自由に操ることが出来ます。最大幅がテール部分にある場合は、細かなターンがしやすくなります。

３．サーフボードのロッカー

ノーズとテールの傾斜の部分をロッカーといいます。

ノーズロッカーは、テイクオフしたときにノーズが水の中に進入すること（パーリング）を防ぎます。テールロッカーは、回転性を良くする作用があります。ロッカーの強弱により、サーフボードの回転性と安定性が異なります。

４．サーフボードの厚み

サーフボードの一番厚い箇所（厚み）がノーズにある場合、パドリングが容易となり、短時間のテイクオフが可能です。厚みが中央にある場合は、安定感がなくなりますが、動かしやすくなります。厚みがテールにある場合は、小さな波に適しており、パドリングが容易となり、短時間のテイクオフが可能です。