潜在意識が語る「意識というもの」
意識というものは面白いものです。
あなた自身を客観的に見てみてください。
あなたの意識とは、どういったものでしょうか。
そう考えた時、一言で言い表せないような感じがしませんか。
いろいろなことを感じ、ひとところに定まらないような感じがしませんか。同時にいろいろなことを考えてはいませんか。
あなたが感じるように、意識というものを一つの固定したものと考えず、複数の意識の集合体であると考えた方が、より現実に近く、理解しやすいのではないでしょうか。
あなたが、今、この瞬間に考えている、その考えをつかさどっている意識、それとは別に、自由に動き回っている意識、本能をつかさどっている意識、体の個々の部分を管理している意識などと数多くの意識が集まって、あなたという個性ある意識が存在していると考えると解りやすいのではないでしょうか。
数多くの意識の複合体であるため、普段はまとまりもなく、いろいろなことを感じたり、自分自身の中でも、まったく矛盾した(むじゅんした)思いを持ったりもします。
それと同時に、外部からの意識の影響も常に受けています。
まったく理由もなく、さびしくなったり、うれしくなったりすることがあるのではないでしょうか。無意識に外からの影響を受けているのではないかと思われます。
また、あなた自身を守る潜在意識(守護霊)という存在があなたのそばにいて、あなたの人生に深くかかわっています。
常にあなたを見守り、あなたを導いています。
あなたの意識に働きかけ、それとなく誘導するといったこともしています。あなたの思考の中にも入り込み、ほとんど一心同体(いっしんどうたい)のような状態にありますが、本質的には別の個性であり、考え方も、能力もあなたとは異なります。
さらに、あなたの意識は、あなたの体と一体化していますが、あなたの体が「死」という現象によって、機能を停止する時、体といっしょに亡くなってしまう訳ではなく、そのまま生き続け、意識の世界に戻っていきます。
自殺という自らの命を自らの意思で絶った(たった)時は、その意識の思いが地上にしばられ、意識の世界に戻ることができず、不定仏霊(ふじょうぶつれい)として、地上をさまようことになります。
悩みから逃れるために、自らの命を絶って、悩みから自由になろうとしても、さらに強く悩みにしばられてしまうことになるのだと気が付くことが必要ではないでしょうか。
このように、意識というものを永遠に生き続ける複合体ととらえ、その「核」となる意識の本体と、その他の意識とをばらばらの状態に置くのではなく、常に方向性を持たせ、できれば、プラスの方向に維持していくことが、幸せで、有意義な人生を送るための秘訣ではないでしょうか。
また、あなたを守っている潜在意識という存在に対しても、あなたの心を澄ませて、その語り掛けに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
あなたの人生がさらに意義のあるものになるのではないでしょうか。
無意識ではなく、意識して、潜在意識に語り掛ける時、あなたの中の意識をばらばらの状態ではなく、プラスの方向に統一させることが、割と簡単にできるようになるのではないでしょうか。
潜在意識との会話を試してみたい方は下記をご覧ください。
◆心のよりどころ、潜在意識と会話
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