潜在意識が語る「日本人魂」
Q:「日本人魂」ということについてお話いただけますか。
A:分かりました。
今、日本が海外に誇れるものは何だか分かりますか。
経済力、技術力はかなり定評がありますが、それ以外はどうでしょうか。
それは、多くの日本人が気がついていない日本人の心の奥底に眠る「日本人魂」なのです。
「え? そんなものが私の中にあるとはとても信じられない。聞いたこともない」と、多くの人は言うかもしれませんが、
過去を振り返ってみてください。
「和を尊ぶ」という精神
「何があってもやり遂げる」という不屈の精神
これが、連綿と、日本人の心の奥底に、引き継いできている「日本人魂」なのです。
ほんの60年前までは、この精神が、当たり前のように、引き継がれてきました。
ところが、日本が60年前に戦争に敗れて以降は、魔法にかかったかのように、この「日本人魂」が、日本人の頭から消し去られたかのように見られます。
教育というものは素晴らしいものですが、教育を行う過程において、人をある方向に引っ張っていこう、あるいは何かを消し去ろうという意思が働いた場合、とても怖いものにもなり得るということが言えます。
はっきりとした意図があったかどうかは分かりませんが、宗教教育というものを教科書から外しました。これがいいことなのか、悪いことなのかは一概に言えませんが、
その結果は、教育を受けた人が、宗教が不要のもの、良くないものと受け取ってしまっている現状があります。
もちろん、宗教を信じる自由を認めてはいますが、宗教を信じることが悪いこと、恥ずかしいことだと認識してしまっている人がとても多いということに気がつくべきです。
人間の心というものは不思議です。幼い時に受けた教育の中で、ある情報を完全に取り去った場合、その情報に触れることが、タブーのように思われ、逆にそのもの自身がいけないことのように思い込んでしまうところがあります。
知らないもの、理解できないものに対して、否定的な気持ちをいだいてしまうものなのです。
こういった背景が、日本人の心に大きく影響しています。
悪いとは言っていないが、教えていないのです。
こういったことが、良くないという話をするつもりではありません。
こういったことが、結構あるということが言いたいのです。
当たり前と思っていたことがそうではないこともあり得るということが言いたいのです。
話を戻しますが、
こうした教育により、宗教に対する意味のない罪悪感とともに、精神的なものも良しとしないという気持ちが働き、結果として「日本人魂」というものも日本人の心の奥底に追いやる結果となってしまっていると思われます。
海外の人は、そんなに短い期間ではなく、長い歴史を通じて日本という国を感じているため、
日本には他の国には見られない、素晴らしい「日本人魂」というものが間違いなくあると認識しています。
ところが、当の日本人は、日本人魂を感じることもなく、特に海外に対してはなぜか自信が持てないといったのが現状です。
政治、経済の分野において、海外に対しては特にその傾向が強く、自分の信念を守り抜くという気概があまり感じられないというありさまです。
あなたの心の奥底にある、何の根拠もないタブーを取り去ってください。無関心のままでいてはいけません。
身の回りのすべての問題の責任は自分にある。自分がやらなければ何事も解決できないと思う時、あなたの中に眠る「日本人魂」が目を覚まし、起き上がってきます。
あなたの潜在意識の中には「日本人魂」が間違いなく存在しています。
和を尊ぶ心、絶対に負けないという不屈の精神、これが「日本人魂」なのです。
強いだけではありません。その強さの中に優しさを秘めているのが「日本人魂」なのです。「陰」と「陽」をあわせ持っているのが「日本人魂」なのです。
だからこそ、価値があるのです。
日本が今後、世界の中で大きく飛躍していこうとしている時、今こそ、この「日本人魂」を必要とする時なのです。
本当に当てにできる、大切なものを見つけてください。
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