潜在意識との会話の質
私の潜在意識に潜在意識との会話の質ということについて、話してもらいました。
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Q:潜在意識との会話の質ということについて、お話いただけないでしょうか。
A:判りました。
潜在意識との会話を続けていくに当たって、会話の質ということが問題となってきます。
会話の質とは、潜在意識との会話の中にどの程度潜在意識が入り込んでいるかという意味でお話しています。
どういうことかといいますと、ノートにメモを書くということによって、潜在意識と会話を行うのですが、会話の初期の段階では、本人の意識、考えが主流となっています。したがって、この段階においては、本人の頭の中の整理を行っていることになります。
確かに、頭の整理となり、役に立つことは立ちます。心も少し落ち着いてきます。したがって、この段階で、「これって、本当に潜在意識との会話なんだろうか」と疑問に思い、この疑問が強くなりすぎると、それ以上進まなくなります。
お勧めは、初期の段階では、潜在意識を意識しないほうがいいのです。潜在意識のことを意識せず、無心でメモを書き続けていくうちに、潜在意識がメモの中に頻繁に入ってくるようになってきます。
そうすると、会話の質がいきなり変わってくるのです。
メモを書き始め、潜在意識の入り方が少なくても、それだけでもかなり効果があります。その効果を味わいながら、無心にメモを書き続けることです。
効果があるから、メモが続く、メモが続くから無心になり、知らないうちに、潜在意識が入り込んでくるという流れがとてもいいのです。
この段階で、自分の考えとは明らかに異なる存在が入っていると認識できるようになります。
質問をすればすぐに返事が返ってきます。そして、また、質問をするという繰り返しで、メモがいくらでも続くようになってきます。
ここまで来ると、会話の相手が本人の潜在意識でなくとも、その会話が成立するようになってきます。
この段階においても、会話の質というものが大切です。潜在意識ということを意識しすぎると、その会話が本人の考えだけになってしまいます。
会話を始める時点では、何も考えていないほうがいいのです。
慣れるまでは、本人の潜在意識と会話を続け、その途中で、本人の潜在意識に確認をとった後、他の潜在意識に話しかけるのが一番スムーズです。
いきなり、他の潜在意識に話しかけても、何も返事が無いか、本人自身の考えだけをメモする形になってしまうのではと思われます。
潜在意識との会話法を続けていくと、徐々にその会話の質が上質なものに変わっていくはずです。その違いを楽しんでみてください。