ここでは、海外で、自分のパソコンを用いてインターネットを利用するための方法について説明します。
インターネットに接続するには下記の項目が必要となります。
1.インターネットの接続方法の確立
2.
インターネットプロバイダーの選択(インターネットの接続方法が電話回線の場合)と設定
3.
インターネットブラウザの設定(インターネット・エクスプーローラ)
接続方法の確立
インターネットに接続するには、大きく分けてネットワーク(LAN)を利用する方法と、電話回線を利用する方法とがあります。最近はやりのケーブルテレビやADSLもネットワークの部類に入ります。
ネットワークが利用できる場合
まず、ご自分のパソコンがネットワークに利用できるパソコンかどうかを確認します。ネットワークを利用するためにはパソコンに下記のようなネットワークケーブルをパソコンに接続できる必要があります。
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ネットワークケーブル |
電話回線用ケーブル |
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ネットワークケーブル接続口 |
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電話回線用ケーブル接続口 |
ご自分のパソコンにネットワークケーブル接続口がない場合、下図のような外付のネットワークカードを購入すればネットワークが利用できます。
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ネットワークカード(LANカード)
2000円〜10000円
*こちらで購入できます。 LANカード
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ネットワークカードの設定はパソコン及びネットワークカードにより、異なりますので、個別の説明書により設定ください。ネットワークを利用する場合は、パソコンにネットワークカード(LANカード)を取り付け、設定を行った後、利用先のシステム管理者に最終設定を依頼します。
電話回線を利用する場合
電話回線を利用するためには、最初に電話回線の確認が必要です。自分のパソコンとインターネットを利用する場所の電話回線の相性が合わないとそこの電話交換機、又はパソコンの破損等が発生する恐れがあります。一般的に会社あるいは学校などの多機能型電話回線ではインターネットができません。但し、FAX回線はダイレクトに引き込まれていることが多く利用可能な場合が多いです。下図のようなモデムセイバーを利用すると、そこにある電話回線がインターネット可能かどうか調べることができるので、あると便利なツールです。
電話回線の差込口(モジュラージャック)の形状が日本国内と異なる場合が多いので渡航先が決定したらパソコンショップ等で行かれる先用のモジュラージャック用アダプターを購入する必要があります。アメリカ・カナダに行かれる方はモジュラージャックの形状が日本とまったく同じなので、アダプターは必要ありません。
モデムの設定
電話回線が確認できたら、次にモデムの設定を行います。電話回線を利用してインターネットを行うためにはモデムが必要です。モデムと電話回線からパソコンに伝達される音声信号をパソコンが理解できる信号に変換するための装置です。最近はほとんどパソコンに内蔵されています。
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モデムの設定